大ヒットドラマ『VIVANT』の続編が決定しましたね!
そんな中、公式X(旧Twitter)や監督の発言から、続編の舞台がアゼルバイジャンではないか?という予想が広がっています。
「え、アゼルバイジャンってどこ?」「親日って本当?」と感じた方も多いのではないでしょうか?
今回は、『VIVANT』の舞台として注目を集めるアゼルバイジャンについて、基本情報から親日エピソードまでわかりやすく紹介します!
アゼルバイジャンってどんな国?
アゼルバイジャンは、ヨーロッパとアジアの間にあるカスピ海沿いの国で、トルコやイラン、ロシアに近接しています。
カスピ海沿岸の油田開発に成功し、経済的に急成長を遂げたことで「第2のドバイ」と呼ばれるようになりました。
アゼルバイジャンの概要
以下は、アゼルバイジャンについて簡単にまとめた情報です。
項目 | 内容 |
---|---|
首都 | バクー(Baku) |
面積 | 約8.6万km²(北海道くらい) |
人口 | 約1,000万人(2024年時点) |
宗教 | イスラム教(主にシーア派) |
公用語 | アゼルバイジャン語 |
通貨 | マナト(AZN) |
首都バクーの雰囲気
首都バクーは、モダンな高層ビルと歴史的な街並みが融合した都市で、世界遺産にも登録された旧市街が有名です。
ヨーロッパの雰囲気と中央アジアの文化が交差する、独特な魅力を持つ国です。
日本からアゼルバイジャン(首都バクー)までは、およそ8,000kmも離れていますが、なぜこんなに離れている国が親日国になったのでしょうか?
アゼルバイジャンが親日国って本当?

ここでは、アゼルバイジャンが親日国である理由やその背景について、深掘りしていきたいと思います。
アゼルバイジャンが親日国になった背景
アゼルバイジャンは旧ソ連からの独立後、1992年に日本と正式に国交を樹立しました。
アゼルバイジャンが親日国と呼ばれる背景には、政治的・経済的な信頼関係、そして文化的な交流が深く関わっているようです。
独立間もない同国に対して、日本政府は早い段階から経済支援を開始しました。
インフラ整備や教育、医療分野において、これまでに総額1100億円を超える援助を行ってきました。
日本の支援は、他国と異なり「見返りを求めない誠実な協力」としてアゼルバイジャン国内で高く評価されているようです。
アゼルバイジャンが親日国である理由3選
ここでは、アゼルバイジャンが親日であることが伺えるエピソードなどを3つご紹介します。
1. 日本人は観光ビザが無料!

こちらは、在アゼルバイジャン日本国大使館 ホームページの一部です。(2025年5月時点)
アゼルバイジャンでは、通常30米ドルかかる観光ビザの手数料が、日本国籍の人は無料になる特別措置があります。
これは、世界でもかなり珍しいのではないでしょうか!
- 滞在期間は最大30日間
- 観光・ビジネス目的に限る
- 電子ビザ(e-Visa)または到着時ビザ(VOA)で申請可能
- パスポートの有効期限が滞在終了時点で6か月以上必要
※15日以上滞在する場合は、現地移民局への登録が必要です。
『VIVANT』のロケ地として注目されている今、ちょっと足をのばしてみたくなりませんか?
2. 東日本大震災への義援金

2011年の東日本大震災の際には、アゼルバイジャン政府から100万米ドル(約8,000の義援金が日本に送られました。
このような行動からも、日本に対する敬意と信頼の厚さが伺えます!
3. 文化イベントと若者の日本文化熱
文化面では、日本文化を紹介するアニメイベント「AzeCON」などが開催され、多くの現地市民が参加しているようです。
特に若い世代を中心に日本のアニメや文化に親しみを感じる人が多く、日本語を学ぶ学校もあるそうです。
まとめ
アゼルバイジャンは、中央アジアとヨーロッパの間に位置する多文化国家でありながら、日本との国交も深く、親日的な姿勢を持つ国のようです。
また、『VIVANT』の続編の舞台に選ばれたことをきっかけに、これまであまり知られてこなかったアゼルバイジャンに興味を持つ人が増えるかもしれませんね!
旅行先や国際理解のきっかけとして、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか?